1/9 ~13 まで14名のスポンサーがマニラを訪問しました。中3日の
短期間でしたが、温かい交流と具体的な成果を持ち帰りました。以下に各日の様子についてご報告します。
1月10日(金)ラスピニャス市Schools Division (フィリピン教育省下の組織)に教育長さんを表敬訪問しました。育英会の奨学金支援・交流活動を評価して下さり各部門のお仕事を見学させていただきました。「ボーイ(ガール)スカウトの日」に伺ったということで皆さん、首にチーフを巻いておられました。課外活動として正式に位置づけられて教育の一環を担っていることを実感!創始者のお一人馬場さんも「ボーイスカウト日本代表」として若き日に世界ジャンボリーの開催されたマニラを訪問されたという話をしました。
午前中は、第1校目の「ムーンウオーク小学校」訪問です。訪問予定時間を1時間近く超えていたにも関わらず、入口のところから4,5人づつスカウトのユニフォームを着た生徒たちが「ようこそ!」と日本語で敬礼しながら何列もに並んで迎え入れてくれ、とても可愛くうれしい歓迎ぶりでした。こちらは2019年からスカラーを受け入れています。昨年校舎が新築されてとてもきれいになっていました。
校長先生が冷たいおやつを準備していて下さいました。気温が30度位ありましたので、ありがたくいただきました。フィリピンの学校のホスピタリティには心から感動させられます💛
2か所目の訪問は「ラスピニャス国立ハイスクール」です。2013年教育制度が変わり、K-12(幼稚園1年ー小学校6年、ジュニアハイスクール4年、シニアハイスクール2年)合計12年が義務教育となりました。最後のシニアの部分で生徒の適正や希望によって様々な職業に繋がるトレーニングが選択できるとのことです。PCや木彫、クッキング他色々な選択肢があり、将来の就職に結びついていくという面で大きく変わったようです。
次に訪問したのはPICサリー先生のいらっしゃる「マヌヨ小学校」こちらは、もともと小学校だけでしたが、敷地内に「ジュニア・シニアハイスクール」を併設した一貫型公立学校となっています。こちらでもたくさんのご馳走を振る舞って頂きました!!!あたたかいおもてなしに一同、感激しっぱなしでした。
今日はこうして、教育事務所をはじめ3つの学校を訪問させていただき、とても有意義な時間をいただきました。
このような国立・公立の学校に、海外から視察団が訪問許可を得ることは大変大くの手続きやペーパーワークが必要でした、事務局をはじめディレクターのパナリガン先生、2016年から支援とご理解を頂いているジョゼフ・デ・レオン先生たちの膨大な努力や現地法人I.W.A.がこれまで積み重ねてきた信用がこの実現に漕ぎつけた要因と心から御礼申し上げます。
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